
JKラングラーを中古で購入してはや3ヶ月が経とうとしていたある日、仕事終わり運転しているとポーンという音と共にエンジンチェックランプが点灯しました。今回は経緯と修理内容を報告いたします。
修理手続き
購入点保証が3ヶ月ありましたのでまずは、購入店へ電話しました。内容は走行中にエンジンチェックランプがつきましたどうしましょう?販売店側はいたって冷静でした。まあよくあるんですよ的なことを言って、ボンネットから聞こえるエンジンの回転や音に異常はないかと言われたので確認すると、普通な様子でしたので、次の休みに見てもらう予約をしてその間は乗り続けました。
その間走行する際はエンジンオンオフしますが、チェックランプが点灯しなくなりました。
店頭で点検
次の休みになり車両を見せなくてはなりませんが、チェックランプは付いていませんですが販売店で見てもらうと診断機で履歴が残っていたので、故障箇所がわかるそうです。そうして今度は部品発注してもらいまた一週間後伺うことになりました。
修理箇所
サーモスタット
サーモスタットの役割
サーモスタットは、エンジン冷却システムの重要な部品です。エンジンの冷却液の流れを制御し、エンジンが適切な動作温度を維持するために必要な役割を果たします。エンジンが冷えているときは、サーモスタットが閉じて冷却液の流れを遮断し、エンジンが早く温まるようにします。エンジンが動作温度に達すると、サーモスタットが開き、冷却液がラジエーターを通って循環し、エンジンの温度を一定に保ちます。
異常時のエンジンチェックランプの関係
サーモスタットが故障すると、エンジンの冷却システムが適切に機能しなくなります。これにより以下のような問題が発生する可能性があります:
1. エンジンオーバーヒート:サーモスタットが開かない場合、冷却液がラジエーターを通らず、エンジンが過熱する可能性があります。
2. エンジンが冷えすぎる:サーモスタットが閉じたままの場合、エンジンが適切な温度に達せず、燃費が悪化したりエンジン性能が低下する可能性があります。
これらの問題が発生すると、車のECU(エンジンコントロールユニット)が異常を検知し、エンジンチェックランプを点灯させることがあります。特に、エンジンの温度センサーからの異常な温度データがECUに送られた場合、警告灯が点灯します。
修理方法
サーモスタットの修理・交換は以下の手順で行われます:
1. エンジンを冷却:エンジンが冷えていることを確認します。
2. 冷却液を排出:ラジエーターキャップを外し、冷却液を適切に排出します。
3. 古いサーモスタットの取り外し:サーモスタットハウジングを開け、古いサーモスタットを取り外します。
4. 新しいサーモスタットの取り付け:新しいサーモスタットを正しい位置に取り付け、ハウジングを締めます。
5. 冷却液の再充填:排出した冷却液を補充します。
6. エア抜き:冷却システム内のエアを抜きます。
7. 動作確認:エンジンを始動し、冷却システムが正常に動作しているか確認します。
交換したところエラーが出ないとの事でしたので無事戻ってきました。今回は購入店での保証期間内でしたので無償で修理していただきました。良かったです。